びすにっき

マビノギ:たる鯖在住のとあるサンホラーの雑記帳

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨ |

星屑の革紐

ちょっとマビとは離れた話の日記を3本か4本立てぐらいで書こうと思います
タイトルでピーンと来た方はその通り
僕の大好きなSoundHorizon 通称サンホラのRomanというアルバムに入っている
星屑の革紐という曲について
最近つらつらと考えていた事を纏めてみようかなぁ、何て思っています。

全く知らない人でもある程度は分かるようになるべく細かく書いていくので
かなり長くなってしまいますが、よければ読んでみてください。

・・・書いてて思ったんですが、ほんっきで長くなりました。ごめんなさいorz
あまりにも長いので全て追記に収めました




まずは曲自体を知らない方も居ると思うので・・・



この動画の前半部分、6:12ぐらいまでがそうです
飛ばし飛ばしでも良いのでさらっと流し聞いてください
後半部分も関連した曲なのですがそれについてはまた次回書こうと思います

さて、曲を少し聞いてもらえれば分かると思うのですが
サンホラの曲というのは基本的にとても物語色が強いんです
またその表現がぼかしてあったり、他の曲との関連性があったり
そして自分がどう思うか、どう感じたかを他人と語り合うのもまた良し
もちろん他人の考え方なんてどうでもいいという方は自分の世界に浸ればよし。
そういうタイプの方には今回の日記は関係ないかもしれません
あ、もちろん普通に曲として聞くのもOKですよっ

とりあえず今回はこの「星屑の革紐」という曲単体についての一般的な解釈を纏めようと思います
まずはこの曲の歌詞をこちらに書いておきました

http://vithvith.blog39.fc2.com/blog-entry-139.html

ここの一番上の部分がそうです
また一般的な解釈を語る上でとても大きな役割を占めるのが
Romanの漫画、通称ロマンガです。桂遊生丸さんがヤングジャンプコミックスで出しています

大切なのは、この漫画は公式漫画ですが公式の解釈ではありません
あくまで桂遊生丸先生自身が時間をかけて出した桂遊生丸という一個人の答えです
そこに正しいも間違っているもありません、桂遊生丸先生がそう思った、感じたというだけの話です


では、何故一般的な解釈の話の冒頭にこの漫画を持ってくるのか?
この先生の漫画がファンの間で読まれていて、影響を与えているというのもありますが
この方もかなり原曲を聞き込んで、細部の情報も取りこぼさず丁寧に拾っているので説得力があり
より核心に近づいている、価値のある解釈でもあるからなんです。
と同時にSHの楽しみ方に不慣れな方に対しても絵というイメージで表現してくれるため
入門にはちょうど良いのです。(と、僕は思っています。
出来のいい補助輪みたいなものかな?自分で走れるようになったら
あくまでもこんなのもあるんだなぁ、ぐらいがよいかと

そして更にその漫画を使って、原曲に合わせて漫画を展開した動画を作ってる方がいます。
・・・ちょっとその、漫画の権利者の方から訴えられたらどうしようもないLvなのですが
そこは、その、えっと・・・あはっ☆(誤魔化した

と、とりあえずこちらをどうぞ!↓↓



では上を見たり歌詞を見たりしながら
歌詞にそって全体の流れを纏めますね
太字が曲の歌詞
通常の字が解釈及び解説です



「こんにちわ、はじめまして!」(Salut, enchanté!)
差し出した手を――
嗚呼…可愛い私のお姫様(étoile) 小さな指で懸命0502[に]握り返してくる
あなたの歩む道程が 輝くように『星』(étoile)と……


音がゆっくりと流れる時の中
産まれたての小さな女の子、彼女の名はエトワール(フランス語で星の意)
母親の愛情が伝わってきます
勿論これは過去の事、母親の視点からの記憶でしょう



ある雨の朝…いつものよう0502[に]少女が目を覚ますと…
寝具(ベッド)の横には優しい父親…そして大きな黒い犬が居た…
雨の匂い…くすぐったい頬…どこか懐かしい温もり…
小さな姉と大きな妹…二人と一匹…家族となった特別な朝……


導入が終わって場面が切り替わり少女(エトワール)視点になります
彼女が目を覚ますと黒い大きな犬(プルー)と優しい父親
この時点で家族が2人と一匹と言っています。
2人(少女+父親)と一匹(黒い大きな犬)なので、母親が居ない事が分かります
そして犬からどこか懐かしい温もり。



嗚呼…私は星を知らない 遠過ぎる光は届かないから…
嗚呼…僅かな視力でさえも 何れ失うと告げられている…

ごめんなさい(Excusez-moi)…お母さん(ma mère)…この名前(ce nom)…
どうしても好きになんてなれないよ…(Je ne peux pas, c'est absolument de m'aimer )
嗚呼…ごめんなさい(Ah…excusez-moi)……


少女は自分の名前、星を見た事がありません
目が生まれつき悪く、遠くが見えない
今の弱い視力すらもそのうち失い、いつか彼女の世界は闇に閉ざされる

自分が見えない物、手に入らないもの、それが自分の名前
そんなものを名前として与えられても・・・好きになれないよ
折角名づけてくれたのに、ごめんなさいお母さん


勇気を出して――
嗚呼…Pleutと屋外(そと)へ出たけど 歩く速度が抑違うから…
嗚呼…暗闇に沈む世界では ちょっとした段差でも転んでしまう…

ごめんなさい(Excusez-moi)…父さん(mon père)…この両眼(ces yeux)…
どうしても好きになんてなれないよ(Je ne peux pas, c'est absolument de m'aimer )…
嗚呼…ごめんなさい(Ah…excusez-moi)……

細い革紐(harnais)じゃ――
心までは繋げないよ…愛犬(Pleut)が傍にいたけど…私は孤独(ひとり)だった……


プルーを連れて外へ出てみたけれども
健康な犬と視力の弱い自分、とても一緒に行動はできない
自分が健康なら気にならない犬と人の差も、私にとっては大きすぎる

プルーが一緒だったけれども私は1人で頑張るしかなかった
お父さん、貴方が私の目の変わりにくれたこの犬の両目、好きになれないよ・・・


別々に育った者が…解り合うのは難しい…
ましてや人と犬の間であれば…尚更の事である…
それからの二人は…何をするにも何時も一緒だった…
まるで…空白の時間(とき)を埋めようとするかのように…


ここはほぼ語りのままなので分かりやすいですね
大事なのは上で解り合えなかった1人と一匹・・がここでは既に2人という表現になっています
それだけ2人の距離が近づいたという事だと思います
そして空白の時間・・・?物語は核心に近づいてきますね

姉は甲斐甲斐しく妹の世話を焼き…妹は姉を助けよく従った…
父の不自由な腕の代わりになろうと…何事も懸命に…
其れは…雨水が大地に染み込むようにしなやかなに…
根雪の下で春を待つように…小さな花を咲かせるように…


お互いに助け合っている様です
最初は上手く行かなかった二人も順調のようですね
雨水が大地→梅雨
根雪の下で→冬
小さな花を咲かせる→春
時間を重ねた事が分かります

急に吹いた突風(rafale)に手を取られ…革紐(harnais)を離したけど…
もう何も怖くなかった…『見えない絆』(ほしくずのharnais)で繋がっていたから…


ここでエトワールはとうとう視力を失います、でも怖くはなかった
プルーと私は見えない絆で繋がっていると言えるほど一緒に過ごしたのだから
と同時にこの革紐を離したという表現が現世での死別を暗示します

弱い姉だ――
それでも嗚呼…ありがとうね…妹(Pleut)が傍にいたから…
私は何処へだって往けた……
大好きだよ…妹(Pleut)が傍にいたから…私は強くなれた……


エトワールは死に行くプルーに対しありがとう
プルーのお陰で私は強くなれたと御礼を言います

星空に抱かれて夢を見た…あなたが産まれてきた朝の追憶(ゆめ)を…
銀色に輝く夢の中…零れた砂が巻き戻る幻想(ゆめ)を…
嗚呼…何の為に遣って来たのか…最に判って良かった――
忘れないよ(/で)…君(/はは)と歩いた…暗闇(/くるしみ)に煌めく(/ゆらめく)世界を…
いつだって…嗚呼…人生(せい/あい)は星屑の…輝き(/まばたき)の中に在ることを……


ここで歌手が冒頭の母親役に戻ります
少女が生まれてきた朝の追憶を見る事ができることからも母親なのでしょう
あぁ何の為に遣って来たのか・・・・最後に分かった
この発言から彼女は何かをするためにプルーとして生まれ変わって来た事がわかります
その後エトワール役と母親役両方の声を重ねていますがこの表現
2人は恐らく夢の中で何らかの再会を果たしている事を表したいのではないでしょうか
意識の融合?邂逅?のようなものを感じます
ここの歌詞、書き方が分かりづらいですが
エトワール
忘れないよ君と歩いた 暗闇に煌く世界を
いつだって ああ 人生は 星屑の輝きの中にあることを
プルー&母親
忘れないで母と歩いた 苦しみに揺らめく世界を
いつだって ああ あいは 星屑のまばたきの中にあることを

と、微妙にずらして重ねているのです
よく聞いたり特定の音の層を消す処理をすると後ろの母親役の声がハッキリ聞こえます



祈りの星が降り注ぐ夜 → 黒犬(Pleut)は静かに息を引き取った…
悼みの雨が降り注ぐ朝 → 冷たくなった彼女の腹から取り出されたのは
光を抱いた小さな温もり → 黒銀の毛並みを持つ子犬だった


プルーがすべきこと、それは子犬を産むこと
子犬の役割は再びプルーの両目となること
プルーは役目を果たし死んでゆく

――そして《物語》(Roman)の翼は地平線を軽々と飛び越えるだろう
やがて懐かしくも 美しき あの《荒野》を駈け廻る為に……


この地平線というのはアルバムの事
過去に曲中に4番目のアルバムを第4の地平線 などと表現しているんです
それを飛び越えるという事はアルバムの枠を超えて過去の曲へ
バックでも「澪音の世界」という曲のイントロが流れているため
エトワール(と母親)のRomanは澪音の世界へ繋がると考えて良いと思います



・・・・ちょっと長すぎたorz
1回切って今回はここまでにして、次で澪音の世界を説明して
更に関連する曲と繋がるワードの説明をしたいと思います
頑張って仕上げますのでもうしばらく、お付き合いくださいませ(`・ω・`)+
別窓 | SoundHorizon | コメント:0 | ∧top | under∨ |
<<星屑から澪音へ | びすにっき | 折り返し地点>>

この記事のコメント

∧top | under∨

コメントの投稿

 

管理者だけに閲覧
 

| びすにっき |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。